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本『サマーバケーションEP』感想

まだまだ自宅ではクーラーなしで頑張ってる篠雨です。
扇風機からの風が生温いです(´-ω-`;)


久しぶりに本を読んだら夏にぴったりだったので感想を^^
古川日出男さん著『サマーバケーションEP』です。

サマーバケーションEPサマーバケーションEP
(2007/03)
古川 日出男

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読んでまず文体にびっくり。
最初はなかなか慣れませんでした(´・ω・`;)
というか、読んで数ページ、主人公は人以外かな??とも思ってました←
「匂い」という単語が出てきたので、犬とかなのかな?って。
主人公は普通に人間でした(笑
ですが、読んでいるうちに慣れるとこの不思議な語り口が癖になりました。


主人公の『僕』が本当に素敵な子です。
主人公自体が普通の人とは違う独特の感性を持っているというのは珍しいと思いました。
最初こそ「ちょっと変わった主人公だな・・・」と思いましたが、読み進めていうちに愛着湧いて大好きになりました(´pゝω・)
本当に魅力的な子だと思います^^
ハタチ、ということで私と年齢は同じというところに共感したのかもしれないです。
集団行動が苦手とか、学校行ってないとか、人の目を見ないとか、最初は障害のある子なのかと思ったのですがそうではなかったようです。
素直で、不思議で可愛くて、純粋でちょっぴり幼い『僕』にとても好感が持てました(・∀・*)


宇名さんとっても素敵!!
みんなの頼れるお兄さん、っていう感じでかっこいいです^^


登場人物の女の子達(子っていえる年齢じゃ無い感じだけど;)は
カネコさん>広東さん>北京さん>>>へその人
くらいの順番で好きかな?

カネコさんのさばさばした雰囲気がすごく好きです。
実は一番感性が『僕』に近いんじゃないかな?

広東さんは言葉以外で『僕』と通じ合えているところが素敵でした。
デリケートな『僕』の感性に合う女性だな、と思います。

でも、『僕』はへその人が好みなんだろうなーって思いました←


とにかく、『僕』・ウナさん・カネコさんの3人組が大好きです。
ずっと仲良くしてろー!!
お互いのことを詳しく知らないからこそ、より分かり合えているんだと思います。


一気に読んだのですが、休みつつもっとゆっくり時間をかけて読みたかったです。
東京をよく知らないので自転車移動の辺りで読み疲れてしまったり、会長さんに少しイライラしてしまったのであの辺りは流し読みしてしまったのですが、最後は「まだ終わらないで!!」と思いました。


大きな事件やスリル溢れる展開はありません。
ただ『僕』と愉快な仲間達(笑)が歩くだけの話。
何か問題や悩みが解決するわけでもなく、ただ歩く。
それだけなのに惹きつけられる物語です。
読んでいると穏やかな気分になれて、読み終わると爽やかな余韻に浸れます(・v・)

各キャラクターの抱えているものとか、詳しい人柄とか問題とかはよく分からずじまいに感じました。
(例えば、おじさんの息子のこととか、カネコさんのリスカのこととか)
でも、それらのことは今日初めてあった人と共有する必要の無いことで、
ただ海を目指す、っていう1つの目的を果たすために必要なこと以外は何も考えず、
ただ一緒に時間を共有するのっていいなって。
今の私には『僕』達の関係が羨ましてたまらないです。


すごく良い本でした。
正直文体に慣れるまでは決して読み易いとは言えないけれど、じっくり読むのにはぴったりの本です。
とってもオススメです。
ぜひいろんな人に読んでもらいたいです。
今回は借りたんですが、買っても良いかなって思いました^^


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今日の1曲紹介

『YELL』 by いきものがかり

青春ソングですね。
合唱用ですが、あまり合唱曲っぽくないところがいいですね。
爽やかで明るい曲調に希望のある歌詞なのですが、聞くと何故か泣きそうになります←
青春っていいですね!!!!


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100622_oeb.png
↑落書きー
思いっきり『サマーバケーションEP』に影響受けてます(笑
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テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

本『鼓笛隊の襲来』感想

風と雨すごいですねー(>А<)
今日家の鍵を忘れてしまって帰宅後家に入れず、雨の中テラスの手摺に上ったり窓から侵入を試みたり、傍から見たら完全に不法侵入しようとしてる人にしか見えなかったであろう篠雨です←


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久しぶりに本を読んだので感想です。
三崎亜記さんの短編集『鼓笛隊の襲来』

鼓笛隊の襲来鼓笛隊の襲来
(2008/03/20)
三崎 亜記

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数ヶ月ぶりの短編集、初めての三崎さんの作品でした。
お話は各話、特につながりのない物語。
日本(?)のどこかの、普通に暮らしている誰かのお話でした。
冒険や争い、大きな事件やサスペンスなんてない、普通の日常を綴った短編集です。

だけど、話は一つ一つがとても不思議です。
台風の用に大きな被害を残しながら列島を横断する鼓笛隊、
記憶の無い恋人の面影が気になる女の人、
覆面をすることが認知された社会、
公園に、滑り台の変わりに本物の象(しかも喋る)が当たり前にいる町、
体にボタンの付いた女の人などなど、
そういった不可解で少し不気味な世界の中で暮らす人の日常のお話です。

私達の普段の生活と変わらない、仕事や家族、同僚と共に社会のなかで生きている人が、非日常の中で生きています。
現実では絶対に体験することの無いような出来事が、当たり前のように語られる舞台に、読み手としてはどうしても違和感を感じてしまいます。
しかし読んでいて不快になることはなく、各話を読み終わると逆にすっきりとした爽やかな気分になりました。
誰もが持つ心の闇、見えないけれど感じる不安やアンバランスさをモチーフにした話が多かったです。
また、各話の設定はなかなか思いつかないようなものばかりです!

三崎さんの文体は読みやすくシンプルで、描写もあっさりしており、どちらかというと淡白でそっけない印象を受けました。
しかしそれが逆にインパクトに残り、飽きが来ないので、1冊一気に読むことが出来ました^^
ほんわか心に残る文章でした。
また、ある人物の日常を切り取った話であるのに、読み進めると分かる各人物の背景が自ずと分かり、不思議な設定の話なのにすっと感情移入出来ました。

登場人物は普通の人で共感が持てると同時に、どのキャラクターにも好感が持てました。
どこにでもいそうな人達なのに、魅力的で「いい人」という雰囲気で、特に濃い特徴があるわけではないのに薄いイメージにならなかったのがよかったです。
また、「この後どうなったかは分かりません」という終わり方の話が多いのに関わらずすっきりした気分で読めました。

読み応えのある本、というよりはさらっと読んで余韻を楽しむといった本でしょうか。
ゆっくり何度も読める本だと思います。
これを読んで三崎さんの他の本も読んでみたくなりました。
普通なのに普通じゃなくて面白かったです。
乙一さんの物語が好きな人は気に入ると思います。


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ではでは、本日の1曲紹介。
FIELD OF VIEW 『乾いた叫び』です!

初代遊戯王のオープニングです。
DMより初代っぽいメロディと歌詞です。
爽やかで飽きの来ない名曲です。
サビのコーラスも素敵です。
ぜひぜひ聞いてみてください。

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『アリソン』読んだ^^

突然ですが、妹が『デメント』と『クロックタワー2』を友達から借りてきました。
私は『クロックタワー2』担当なんですが、怖いです。シザーマンが怖すぎです。
叫びまくってます。ご近所さんごめんなさいm(__)m

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さてさて、今日のBGMは:
黒うさPさん『ずっと、ずっと・・・』byミク・リン・レン・KAITO・MEIKO
です。爽やかで素敵です(*^-^*)
2年前の曲だけど、良い曲は色褪せません!
そまりせろり~むの歌ってみたも良いですv


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今日は時雨沢恵一さん著のライトノベル『アリソン』を読んだので感想を^^
アリソン (電撃文庫)アリソン (電撃文庫)
(2002/03)
時雨沢 恵一

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時雨沢さんのラノベは『キノの旅』を1巻~9巻まで持ってるけど、キノ以外は初めてだったのでわくわく読みました(`・ω・。)
すっごい面白かった!
読んでて疲れないから一気に読みました。

とにかくキャラがみんな可愛くて愛しいです。
私は特にヴィルが可愛くて可愛くて・・・
のんびりしてて冷静で空気読めるヴィルみたいな幼馴染がいるアリソンずるいぞ!←
ああーヴィル大好きだ!!
優しくて賢いのに銃の腕が良いとか・・・たまらない!!←
それと、男前なアリソンは守られてばかりのヒロインに飽き飽きしていたのですごく好感が持てました!
二人はめっちゃナイスコンビですねw

舞台は地球以外のどこか。
でも魔法とかそういうのはなくて、『キノの旅』の舞台より更に現実に近いから、スッと設定に入っていけました。
現実の世界の国際事情をもっとシンプルにした世界、って感じかな?
主人公の敵国の人達は、ファンタジー系のラノベによくあるみたいに何か違う特徴があるわけじゃなくて普通の人間で、話してることも考え方も主人公の国と同じ。
そのためか、敵さん達も憎めない人達ばっかりでした(^ω^*)

『キノの旅』読んでた時も思ったけど、時雨沢さんは銃とかメカとか乗り物とか大好きですねww
やたらと詳しい!
銃大好き人間の私としては、銃の細かい描写がたくさんある『アリソン』と『キノの旅』は読んでてニヨニヨします←

あ、ついさっきまで知らなかったんですが、『アリソン』ってシリーズなんですね!!
ぜひぜひシリーズ制覇したいです!
ラノベ自体相当久しぶりに読んだ(家族にも「珍しい」って言われた)けど、いいですね(≧ω≦*)
さくっと読んで爽快な気分になれます!
本はいいものです!
目指せ、文学少女←


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